高血圧症は生活習慣の悪化や疾患が原因!

目次
血圧計

高血圧は生活習慣病の一種だと言われています。
食生活なら過食や偏食、不規則な飲食を続けていた場合、どんどん高血圧へと近づいてしまいます。
運動習慣の有無や、個人特有の生活パターンなどの生まれてから現在までの環境や生活習慣が大きく影響してきます。
このような生活習慣が関わってくる慢性疾患になります。
以前は40歳以上の成人が多くかかることから、生活習慣病のことを成人病と呼んでいました。
しかし、最近では未成年の方でも発症するケースが増えたことから生活習慣病へと名前が改められました。

高血圧症には2種類あり、本能性高血圧と二次性高血圧に分けることができます。
本能性高血圧ははっきりとした原因がなく、加齢や肥満などが要因となり起こります。
高血圧症の約9割が本能性高血圧になります。
若い方にも本能性高血圧の患者がいますが、生活習慣に問題がある中年以降に多い傾向があります。

二次性高血圧は原因となる疾患があり、疾患を治療することで血圧も下がります。
残りの1割が二次性高血圧に当てはまり、若い方が高血圧症になった場合は、まず二次性高血圧を疑う必要があります。

どちらの高血圧症でも放置していると動脈硬化や心疾患などの病気を引き起こす可能性があります。
なので、血圧を下げることが必要になります。

二次性高血圧の原因の一つに腎性高血圧があり、腎臓機能の異常によって血圧が上がってしまいます。
腎臓機能の異常によりレニンと呼ばれるホルモンが過剰分泌されて起こる腎実質性高血圧と、腎動脈が狭窄する腎血管性高血圧があります。
腎実質性高血圧の原因はネフローゼ症候群や慢性腎炎などがあり、腎障害が起こると血圧が上がり更に腎障害が悪化する悪循環が発生します。
他にも原発性アルドステロン症と呼ばれる、副腎にできた腫瘍から体内のナトリウムと水分を蓄える作用を持つアルドステロンの分泌による高血圧があります。
クッシング症候群も副腎に腫瘍ができてしまい、アルドステロンと同じような作用を持つコルチゾールが分泌されて高血圧になります。
どれも基礎疾患を根本的に治療することで、高血圧を改善することができます。
色々と要因がありますが、まずは基礎疾患を治療しましょう。

高血圧で死亡のリスクはどんどん高まる

血圧計と血圧表

高血圧の人は血圧値が正常の人と比べて死亡のリスクが高くなります。
血圧が高いということは、自身の血管に大きな負担を与えてしまうからです。
常に血管が強い圧力を受けてしまうため、血管が硬くなってしまう動脈硬化を引き起こす可能性が高まります。
動脈硬化により血管が傷つきやすくなるので、血栓ができてしまい血管が狭まったり詰まりやすくなってしまいます。

また、血管が脆くなっていき破れてしまうケースもあり、心筋梗塞や脳卒中などの死に直結する病気も起こしやすくなります。
血圧が2mmHg高くなるだけで、これらの病気のリスクが10%近くも上昇してしまいます。
仮に病気を乗り越えたとしても脳に障害が残ることもあり、手足の麻痺などの重い後遺症が残ってしまう場合もあります。

これらの病気を防ぐためにも、血圧の数値を常に計っておくことをオススメします。
血圧は計測する時間帯や環境によって大きく異なるので、できる限り毎日同じ時間に計測するべきです。
高血圧症は一般的に特有の症状や前兆のような症状がほとんどありません。
なので、健康診断や他の疾患で受診した際に高血圧症と診断されることが多くあります。

高血圧の人は肩こりや眩暈、頭痛や後頭部の鈍い痛みのような症状が出てきます。
しかし、これらの症状は風邪や疲労などでも発症するもので、高血圧による症状だと気づきにくいです。
そのまま放置していると気づかないままに症状が進行していき、命に関わる疾患を引き起こす可能性があります。
そんなところから、高血圧症はサイレントキラーとも呼ばれています。

サラサラな状態の血液を保ち続ける

老夫婦の健康的な食事風景

血液の状態は2種類あり、サラサラな状態とドロドロな状態です。
血流を適切な状態に保つ方法は、サラサラな血液になるような生活習慣を心掛けることです。
ドロドロな状態だと血管の中を流れにくくなってしまい、血流が悪くなり体調不良に繋がります。
血液の働きは体内に酸素や栄養素などを運ぶことなので、血流が悪くなると栄養素が全身に回らなくなり疲れやすい身体になってしまいます。

主な生活習慣の改善方法として、食生活の見直しと適度な運動を取り入れることが挙げられます。
肉中心の食生活をしている方は、少しずつ野菜を含めていきましょう。
野菜を摂ることで血液の改善を図ることができますが、その効果は長続きするものではありません。
なので、毎日バランスの良い食事を心掛けるようにしましょう。
野菜を摂取するのが難しい場合は、野菜ジュースやサプリメントなどで補給することも可能です。

適度な運動も血液の改善には効果的です。
運動はストレスの解消効果もありますし、肥満症の方にも効果的なので非常にオススメです。
無理な運動をすると身体への負担が大きくなり逆効果になってしまい、ストレスを抱えてしまうかもしれません。
自分にできる範囲の運動量を継続することで、楽しみながらできるようにしましょう。